【速報】東京高裁判決で敗訴の大塚和成・元二重橋法律事務所代表パートナー弁護士、明日2月22日にいよいよ業務停止期間が終了して弁護士資格復帰へ

投稿者: | 2018年2月21日


明日22日に業務停止2年の懲戒処分から復帰する大塚和成氏に、「退会命令」の処分を下した第二東京弁護士会の懲戒委員会の主査を勤めていた銀座第一法律事務所の白圡麻子弁護士/銀座第一法律事務所のHPより

【2月21日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

部下だったアソシエイト弁護士に意思に反した性行為を強要したなどとして、所属する第二東京弁護士会から退会命令の懲戒処分を受けその後、日本弁護士連合会が業務停止2年に処分を変更していた、元二重橋法律事務所のパートナーだった大塚和成氏(登録番号:26914)が、明日、2018年2月22日に弁護士としての業務に復帰する。

大塚氏の業務停止期間は、2016年2月22日から2018年2月21日までであり、明日22日には、業務停止期間が終了して、弁護士としての業務に復帰することとなる。

第二東京弁護士会は、大塚氏が、2013年2月23日の二重橋法律事務所での「フライデーズバー」と称する懇親会の終了後、当時大塚氏の部下だった女性アソシエイト弁護士を、汐留のコンラッドホテルに連れ込み、性行為に及んだことについて、「懲戒請求者(編集部注:大塚氏の部下だった女性弁護士)が再三にわたって断ったにもかかわらず、「ホテルの部屋で飲もう。」、「大丈夫、大丈夫、飲むだけだから。」と執拗に言いながら、ホテルの部屋に懲戒請求者を連れて入り、懲戒請求者の意思に反して性行為に及んだ」などと認定。

「懲戒請求者の性的自己決定権を侵害し、懲戒請求者の尊厳を踏みにじる行為であるとともに、第二東京弁護士会の性別による差別的取扱等の禁止に関する規則第3条に違反する行為であって、弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する」

と強い非難をした上で、

「上記行為は強い非難に値する行為であること、被懲戒者が何ら反省せずに無責任な態度に終始していること等を考慮し、退会命令を選択する」

と異例の弾劾まで行って、2016年2月に退会命令の懲戒処分を下した。

これに対し、大塚氏の異議を受けた日本弁護士連合会は、

「審査請求人(編集部注:大塚氏)は、懲戒請求者の意に沿わない性行為を実行したものであり、この行為はセクシャル・ハラスメントと評すべきであり、著しく弁護士の品位を失うべき非行であるといえる」

「審査請求人が懲戒請求者の抵抗を物理的に排して強引に本件性行為を完遂したものとまでいうことができず」

などと事実認定。ところが、すでに家族も含めて社会的制裁を受けているなどの理由も加えて、「退会命令」の懲戒処分を「業務停止2年」に軽減した

大塚氏をめぐっては、懲戒処分以前より、自身の所属する事務所と受任関係や顧問契約があるにもかかわらず、当該弁護士が案件を担当していないという理由で脱法的に、自身の所属する事務所の弁護士を当該顧客企業の「独立役員」に就任させるなどの脱法的な行為を行なっており、コーポレートガバナンスコードが制定され、企業統治に関心が高まっている中で、関係者の間で、批判の声が強かった。

大塚氏は、もともと早稲田高等学院、早稲田大学法学部の出身で、丸の内総合法律事務所、日比谷パーク法律事務所、三井法律事務所をへて、2011年7月に二重橋法律事務所を開設し、代表弁護士に就任。懲戒処分後の現在も、UTグループ(東証ジャスダック、証券コード2146)の社外取締役や、リアルワールド(東証マザーズ、証券コード)の社外取締役・監査委員長に就任している。

大塚氏自身が作成したとしか思えないような大塚氏を賞賛するサイトが、インターネット上に数多く立ち上がるなどの異常な事態が発生しており、一部法曹関係者からは、嘲笑する声も上がっているほか、同氏をめぐっては、すでに「弁護士として働いています」などとFacebookの自己紹介に表示していたなどとして、業務停止中であるにもかかわらず、すでに懲戒請求が行われているというが、大塚氏の「トリックスター」的な前代未聞の行動が、弁護士会の懲戒処分制度のあり方や、独立取締役の制度設計などについての議論喚起を促した側面があるのも、事実だ。

本誌としては、大塚氏には稀有な能力と才能を活かして、弁護士の枠にはまらない、スケールの大きい活動を望む次第である。【了】

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