【コラム みぞぐち晃一】君の後援者は何人? これが既存の政党公認の現実

投稿者: | 2016年4月30日

mizoguchi
みぞぐち晃一/本人のFacebookより

【4月30日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

大抵の政党に公認申請をすると「後援会の数とその名簿の人数」を問いただしてきます。

要するに何票の組織固めが出来ているのかを問うているわけです。それは、革新系であろうと保守系であろうと同じだと聞いています。

これが現在既存の政党公認の現実です。

私は、それらに申請した事はありませんが、その申請をして叶わなかった者たちが、沢山、第三極政党に流れた来た事も知っています。

数年前の第三極政党のほとんどは、個々の組織票などを問い詰めて当選ラインを読める候補だけを公認すると言う事はありませんでした。

むしろ、個々の組織票より「普段は選挙に行かない層の取り込み」が出来そうな未来への可能性を持った者が多く公認されたように思います。

それは、投票率次第という風任せ名部分が大きかったのですが、間違いなく『既得権死守の特定投票層以外』の民意でありました。

その民意は、政治に期待感があると、とても投票行動が増えて第三極に力を与えるのですが、政治改革とは関係のない下世話な報道を発端に信を無くすと、あっけなく投票率を下げ、組織票に負けてしまう危ういシロモノでした。

期待感と信用度にて盛り上がった勢いに恐怖を感じる既得政治層は、その期待感と信用度を落とすために報道を利用し、簡単に潰せることを証明もしました。

まさに、出る杭を打ったのですね。

私が第三極政党に属していた頃、支持してくださっていた多くの人は、賛同はして下さっても「話さない、前に出ない、目立たない、写真には写らない、面倒に巻き込まれたくない」という出る杭にならないように必死に日々の生活を生きている人たちでした。

つまり、声に出して「投票に行こう」と行動を呼びかけたり、「デモに参加しよう」「講演会に参加しよう」と誘ったりすることには、躊躇する現代日本の普通の人たちです。

彼らと直接話す機会は多く、もちろん、ネット上でもメッセージのやり取りでもありますが、一様に恐れているのが、目を付けられ匿名の人達からのいやがらせです。

「出る杭は打たれるのが日本。人より目立てば嫉妬され、足を引っ張られ、袋だたきにする。潰れるまで容赦しない匿名の人たち。私たちは、かろうじて生活を守っている弱い立場であり、目を付けられればひとたまりもない。そんな標的にはなりたくないのです。だから、勇気あるあなたを応援しますが、それ以上は求めないで欲しいのです」

これが、話してくれる本音です。

既存政党のガチガチの組織票支援より、遙かに脆弱な、基盤の弱い、結束力のない、行動力のない、資金力も支援力もない応援ですが、私は、そんな弱い立場の人たちの声を代弁するために立っているのです。

彼らもまた、サイレント・マジョリティーがどこにあるのかを理解しないで強引に進める政治には、こりごりなのです。

投票行動では、日本の有権者の6割を占める、この実態の見えない「雲」のような存在こそ、本当の民意です。

そして、そこから汲み取っていかなければならない声を政治に反映させていかなければ、信の民主主義が成り立たないと思っています。

既存の政党は「組織票・名簿・実行部隊」そういった事を候補者に強く求め、それらに依存する故に、表に出てきて行動しようとしない彼らの気持ちは伝わらないし、彼らの意見も代弁する事は出来ないでしょう。

既存政党に言わせれば、この消極的有権者に諦めさせるように、動かないでいてもらえるように、より面倒に、より出る杭にならないと政治は変わらないと思わせる事が、勝利の方程式なのでしょう。

そんな事には負けずに抗って、その弱い立場で頑張っている声なき声を反映させるために『旗』は振り続けなければなりません。

唯一のジレンマは、その弱い立場にある多くの人には、自らを表に出して自ら以外に広める力がなく、経済的な事から、こちらの公約も活動も知る術が限られ、相互にフォローしあえる力が弱いと言う事です。

ここにマスコミの力を借りられれば、かなりの事が出来ますが、その当のマスコミは『権力者側』に近い方を向いてしまって取材には来ないのが残念です。

彼らも経済原理で回っていますから、ニュースソースとして強いと思われる者にしか食らい付いてきません。

エサが必要なのです。

必要な事は、沈黙の民意であっても『旗』が立っている事。

私の事だけを考えれば、こんな馬鹿げた事はやらないでしょう。

次の世代のため、本来の民意を反映させるため、改革改善の火を消さないため、誰かが立ち続けなければならないのではないでしょうか。

私は、この『旗』の背景が、実は相当大きな数字(票)が動くだけのシロモノだと思っています。

数字が見えだしたとき、マスコミも食らい付くようになるでしょう。

今はまだ、動けない多くの人たちの声に出せない声。私は、それを背負って、立っています。

(終) 声に出せなくても、目立たないようにしていても、意見表明をできなくても、この文章に共感できるなと思ったら、シェアをして友人にも読んで貰って下さい。よろしくお願いします。【了】

みぞぐち晃一/1969年生まれの写真家・コラムニスト。徳島大学在学中より写真撮影会社を起業。新党さきがけ・さきがけ塾一期生などを経て、元みんなの党大田区議会支部長。産業能率大学卒業。人権と環境を守り、行政の無駄遣いを監視する」「次世代に借金を持ち越さない全員参加の民主主義を目標にする」をモットーに、現在も活動中。個人ブログに、「ブレない指針」(http://ameblo.jp/mizoguchi-koichi)がある。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)