【速報】岡口基一東京高等裁判所第22民事部裁判官が、分限裁判の期日欠席を宣言

投稿者: | 2018年8月22日


東京高等裁判所第22民事部裁判官の岡口基一氏/本人のfacebookより

【8月22日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

東京高等裁判所第22民事部の岡口基一裁判官(第46期)が、東京高裁から分限裁判(最高裁判所 平成30年(分)1号)の申し出をされている問題で、岡口氏が自身のブログ「分限裁判の記録」の本日8月22日付の投稿「最高裁判所に提出予定の「主張書面」です(その3)」において、「本件申立書を読んでも,本件ツイートのうちのどの部分が,裁判所法49条所定のどの懲戒事由に該当するのか全くわかりません。私が,本件申立書の画像をインターネットに掲載したところ,多数のアクセスがありました(16日間で30万アクセスを超えています。)が,複数の方から,申立ての内容が抽象的すぎて,どのような懲戒事由に当たるのかわからないという意見をいただきました。このような内容の申立てのまま,私が指定された審問期日に出頭しても,防御のしようがありませんから,私が審問期日に出頭する意味があるとは思えません。そこで,私は,平成30年9月11日午後1時30分と指定された本件の審問期日には出頭しないことに致します。」と宣言し、審問期日に欠席することを宣言している。

東京高等裁判所によると、岡口裁判官は今年5月17日ごろ、東京高等裁判所で判決があった犬の返還を巡る民事訴訟に関し、自身のツイッター(@okaguchik、現在はアカウント凍結中)に「この犬を捨てたんでしょ?」などと投稿し、東京高等裁判所は、犬の所有権が認められた元の飼い主だった原告側の感情を傷つけ、裁判所法の定める懲戒事由に当たると判断したとされる。

裁判所法49条は、「裁判官は、職務上の義務に違反し、若しくは職務を怠り、又は品位を辱める行状があったときは、別に法律で定めるところにより裁判によって懲戒される」と定めている。

岡口氏は、1966年生まれで、大分県立高田高等学校を卒業後、92年に東京大学法学部を卒業。94年に裁判官のキャリアをスタートし、浦和地方裁判所判事補、水戸地方裁判所土浦支部・水戸家庭裁判所土浦支部判事補などを経て、99年4月には東京地方裁判所へ移動し、2002年4月から福岡地方裁判所行橋支部長・福岡家庭裁判所行橋支部判事補、2005年4月には水戸地方裁判所・水戸家庭裁判所判事、水戸簡易裁判所判事に就任。2008年4月から大阪高等裁判所判事に就任し、2011年4月から水戸地方裁判所・水戸家庭裁判所下妻支部判事に就任したのち、2015年4月から東京高等裁判所の裁判官として勤務している。法曹界におけるベストセラーとなっている『要件事実マニュアル』などの著書が有名である。【了】

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