【コラム 上村聡】55年体制の万年野党もどきに転落した民進党代表選挙にみる大企業病

投稿者: | 2016年9月10日

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コラムニストの上村聡

【9月10日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

トップヘビーの企業は先がない。民進党も、同じ病理を持っている。

まず、代表選立候補に国会議員20名の推薦人が必要とのこと。

なぜ、そんな多くの推薦人が必要なんだ。

なぜって、今の民進党は、衆議院議員が97名。参議院議員が50名の、あわせて147名の国会議員からな
る小ぶりな第二党だ。単純に20で割ると、最大7名までしか立候補できない。せっかくの代表選だ、予備選挙と決戦投票を実施して、予備選挙立候補者が10名くらいいたっていいじゃないか。大いに盛り上げて祭りにしたらどうかとさえ思う。

もっと言えば、「民と進む」んだろう?

だったら、国会議員だけじゃなくて、地方議員と党員あわせて党の中央にとっては無名の新人代表候補を祭り上げたっていいじゃないか。それくらいの気概があってもバチは当たらんぜ。
なにしろ役員の多い民進党。事業所でいえば、ほとんどが役員の独立法人みたいなものだ。

最高顧問が3人。常任顧問が3人。代表が1人。代表代行が3人。副代表が5人。幹事長が1人。幹事長が3人。幹事長代理が3人。特命副幹事長が2人。副幹事長が7人。各局長・本部長があわせて34名。副局長などがあわせて146人。もちろん重複して役員等を兼ねているから、147名の国会議員数をはるかに超えてしまっている。

会社で言ったら、最高顧問3人。相談役3人、代表取締役会長1人、会長代理が3人、副会長が3人、社長が1人、副社長が3人、代表執行役員9人、専務、常務、執行役員あわせて34人みたいなものだ。

次期代表は、組織改革をして幹部会を小さく、よいフットワークのある組織を目指してほしい。まずはそこから出直してほしい。

顔を洗って出直してね。【了】

上村聡(かみむらさとし)/1957年(昭和32年)鹿児島生まれの東京育ち。日本大学理工学部物理学科卒業後、科学記録映画のヨネプロダクション等で企画・脚本・演出を10年経験してのち、塾・予備校講師歴25年。現在は個人事業主として、講師業の他、自分でこつこつeラーニング研究を始め独自の教材開発中。

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