【コラム 三谷英弘】「僕がレーシックについて国会で取り上げた理由」(1):レーシック難民って知っていますか?

投稿者: | 2016年9月23日

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弁護士の三谷英弘氏/本人のFacebookより

【10月30日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

この論稿を書かせて頂くにあたり予め強調させて頂きますが、私は、レーシックが「悪の技法」だと断ずるつもりはありません。レーシックのおかげで視力が回復し、快適な生活を送ることができている方々が相当数存在すると思っています。そもそも自分もレーシックを受けようと考えていました。

では、なぜこのレーシックの問題を私が国会で取り上げたのか。そこを明らかにしながら、このレーシック問題の経緯、そして現状について改めてご説明させて頂きたいと思います。

皆様は「レーシック難民」という言葉を聞かれたことがありますでしょうか。

今でこそ、レーシックの危険性と言いますか、レーシックにはメリットのみならずデメリットも存在するということが、だいぶ知られてきました。しかし、僕が国会で「レーシックの危険性」について取り上げるまで、レーシックで不具合を抱えた方の多くは本当に地獄のような状況を味わっていらっしゃったようです。

当時、多くの有名な病院等では「レーシックは安全な手術」とか「成功率99%以上」などと安全性のみを強調する広告ばかりでした。実際に不具合を感じた人が手術をした医院に行っても「視力が出ているのだから問題ない」と言われて対応してもらえなかったり、他の眼科医院に行っても、自由診療(自己責任)の枠の中で起きている事象であるがゆえに、十分な診察をしてもらえなかったりする例も数多くありました。

また、こういう状況をインターネット等で訴えようにも、「メガネ業者乙(「お疲れさま」の意)」、「ステマ乙(この場合はネガティブなステルスマーケティング)」等と言われる始末。まったく信じてもらえなかったりしていました。

このように、どこに被害を訴えてよいのかわからないし、被害を訴えても被害の存在すら認めてもらえないレーシックの被害者が少なからずおりました。このような方々が、自虐的に自称したのが「レーシック難民」という言葉です。

このような状況の下、私がレーシックの問題について国会で質問したのは、平成25年4月11日消費者問題特別委員会でのことでした。

【当時の質問の様子】
http://www.youtube.com/watch?v=-E_n3hPxqak

ちょうど、サッカー日本代表のとある選手がレーシックを受け、被害を被っているのではないかという記事が週刊誌を賑わしているころでした(結局、その報道が正しいか有耶無耶となりました)。

そのとき、実は自分もレーシックを受けようとしていたところに、その記事に出会い、興味をもっていろいろと調べはじめました。

そうしたところ、驚くべき事実が判明したわけです。【了】

三谷英弘(みたにひでひろ)/東京大学法学部及びワシントン大学ロースクール(IP LL.M)卒業。平成13年から弁護士(第二東京弁護士会所属)、現在までTMI総合法律事務所所属。主な業務分野は知的財産権(IT及びエンターテインメント産業)。その後、中央大学法学部兼任講師(担当科目はエンタテインメント法)、サンフランシスコのVIZ Media(マンガ出版社)勤務を経験、平成24年12月の第46回衆院選にてみんなの党として初当選(東京ブロック)。衆議院議員在職中は経済産業委員会、安全保障委員会、消費者特別委員会、憲法審査会などに所属。みんなの党の倫理委員長も務める。みんなの党解党後、平成26年12月の第47回衆院選では無所属で立候補(東京都第5区)、落選。平成27年7月に一般社団法人消費者のみらいを考える会( http://www.consumer-mirai.org)を設立、代表理事就任。

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