【コラム 三谷英弘】僕がレーシックについて国会で取り上げた理由 (4):消費者庁が言いたいことは、要するにレーシックを受けることはやめておくべき、ということではないか?

投稿者: | 2016年9月25日

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前衆議院議員の三谷英弘弁護士/本人のFacebookより

【12月2日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

また、これに付随して、以下の状況も明らかとされています。

・事故情報データバンクには、レーシック手術に関する危害情報が平成21年度以降80件登録されている(平成25年11月8日までの登録分)。

・国民生活センターには、レーシック手術に関する相談が平成21年度から平成25年度までに315件寄せられている(平成25年11月8日までの登録分)。

その独自調査の結果を踏まえ、消費者庁としては以下の注意勧告をするに至りました。

(1)リスクがあることを認識しましょう

思ったような視力が出ないだけでなく、物が二重に見える、光がにじむ、光が放射線状に広がって見えるなど、根本的な治療が困難となる症状が起きることがあります。

(2)リスクについて医療機関でしっかり説明してもらいましょう

医師によっては具体的な後遺症について十分な説明がなされないケースがあります。手術を受けるにあたっては、手術前の検査結果から考えられるリスクについて、十分な説明を求めましょう。
(3)インターネット上の情報はよく吟味しましょう

過去の施術数、芸能界やスポーツ界等の有名人のコメントなどが掲載されている医療機関のウェブサイトがありますが、必ずしもその医療機関の施術能力を反映するものではありません。

(4)本当にレーシック手術が必要か、慎重に検討しましょう

既に眼鏡やコンタクトレンズ等で視力矯正をしており、不便を感じていない場合には、レーシック手術及びその後のリスクをよく考え、本当にレーシック手術が必要か、慎重に検討しましょう。

消費者庁の立場から明確に言うことはできないと思うので、あえて自分が言いますが、特に(4)の記載を見る限り、消費者庁が言いたいことを簡潔にまとめると、レーシックを受けることはやめておくべき、ということではないかと思います。(というのも、本当にレーシックが必要な場合というのはあまり考えられないからです。)

自分自身過去にレーシックを受けようとしたこともあります。自分の場合は、角膜が薄く、受けられないと診断されたため、レーシックを受けるには至りませんでした。その時点では非常に残念に思っていました。

しかし、この消費者庁のプレスリリースを拝見するに至り、もちろん様々な受け止め方をされる方はいらっしゃるでしょうが、個人的には、レーシックを当時受けられなくてよかったというのが実感です。

当方、消費者庁に対しては、「消費者に寄り添う消費者庁」であるよう、一貫して訴えて参りました。今回はその意を汲んで動いて頂いたと理解しています。今回の消費者庁の動きに関しては感謝の言葉しかありません。【続】

三谷英弘(みたにひでひろ)/東京大学法学部及びワシントン大学ロースクール(IP LL.M)卒業。平成13年から弁護士(第二東京弁護士会所属)、現在までTMI総合法律事務所所属。主な業務分野は知的財産権(IT及びエンターテインメント産業)。その後、中央大学法学部兼任講師(担当科目はエンタテインメント法)、サンフランシスコのVIZ Media(マンガ出版社)勤務を経験、平成24年12月の第46回衆院選にてみんなの党として初当選(東京ブロック)。衆議院議員在職中は経済産業委員会、安全保障委員会、消費者特別委員会、憲法審査会などに所属。みんなの党の倫理委員長も務める。みんなの党解党後、平成26年12月の第47回衆院選では無所属で立候補(東京都第5区)、落選。平成27年7月に一般社団法人消費者のみらいを考える会( http://www.consumer-mirai.org)を設立、代表理事就任。

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